こんばんは。
ブラック企業の呪いは退職後も継続する。
てんめいです!
3月31日時点の年度変わりに退職し、その後ハローワークに行く人は多いかなと思います。
で、みなさん気になってることは雇用保険の手続きかなと思うんですね。
雇用保険とは何か、という点から本文で説明しますが、雇用保険の受給には「離職票」なるものが必要になってきます。
で
この離職票は実は一定の手続きを経て自宅へ送られてくるんですが、これが届かない場合があります。
結論から言うとアナタが居た会社の職務怠慢
なのですが、こういったことが発生した場合の対処法を実体験を交えてお話したいと思います!
※雇用保険とか離職票が届かない理由については知ってるという方は「3.~」から読んでくださいね!
この記事の目次
1.雇用保険の受給システムについて
2.離職票が届かないというのはどういうことか?
3.具体的にどこへ行けばいいのか
4.その後の手続きと流れ
1.雇用保険の受給システムについて
雇用保険の受給システムについて簡単に説明します。
難しい言葉や厳密な言葉は極力使いません。
簡単に言うと雇用保険とは、仕事辞めちゃって次の仕事がまだ決まってない人に与えられるお金のことです。
在職期間によって受給できる期間が異なります。
私の場合は6年間の勤務だったので3ヶ月ですね。
で、自己都合で辞めたか会社都合で辞めたかによってすぐに支給されるか3ヶ月待つかが決まります。
一応説明しときますと、こんなイメージ
自己都合イメージ
・結婚で寿退職しますー
・あいつのこと嫌いだからやめよ
・この会社将来性ないなー・・・転職すっか
会社都合イメージ
・上司にサービス残業強要されて家に帰れない
・うつ病に追い込まれて辞めた
・解雇(肩たたき)
自己都合の場合3ヶ月待つ。会社都合の場合すぐ支給。
そしてここからが本題なんですが、この雇用保険を受給するためには「離職票」が必要です。
「離職票」とは簡単に言うと「私、ちゃんとした手続き踏んで会社やめましたよー。今無職ですー。」っていうことを証明するものです。
これがないと雇用保険の手続きが進められません
で、この離職票が届かないというケースがあります(というか今回の僕です)。
「え?離職票って会社が作るもんだからすぐ出せるんじゃないの?」と思っている方
違います
これから説明していきたいと思います。
2.離職票が届かないというのはどういうことか?
結論から言いますと離職票というのはそもそもハローワークが作る書類なんですね。
あなたが所属していた組織が発行するものではありません。
まずは以下の図を見てみましょう。
まず、事業者は従業員の退職に際し、雇用保険法上、退職日の翌日から起算して10日以内に事業所所在地を管轄するハローワークに離職証明書等の必要書類を添付して雇用保険資格喪失届を提出する義務(同法7条、同法施行規則7条1項柱書及び1号)があります(図中①)。
で、それが届き次第ハローワークが離職票を作り、企業へ発送するわけですね(同規則17条1項)(図中②)。
その後、企業から本人の住所に離職票を発送するという流れです(図中③)。
これが離職票が本人に送られてくるまでのシステムなんですが、皆さんお気づきのように図中①が途絶えた時点でハローワークも本人もどうすることは出来ないわけです。
で、これに対して黙っていると企業はいつまで経っても手続きしない可能性があります。
そこで、ハローワークにチクリに行くわけですね。
3.具体的にどこへ行けばいいのか
まずは、自分の住んでいる市区町村所轄のハローワークへ行きましょう。
所轄は住所によって異なりますので電話確認の上行くのが一番かなと思います。
ここからは熊本のハローワークを参考に話をしていきたいと思います。
ハローワークについたらまず受付に行きましょう。
受付で言うことは簡単です。
雇用保険の手続きをしたいのですが、離職票が届きません
どの課を訪ねれば良いでしょうか
で、窓口の方に「適用課へ行ってください」と言われます。
私は「所内連絡票」というものをもらいました。
4.その後の手続きと流れ
で、その後適用課へ行きますと、受付番号の発見機がありますので、そのボタンをぽちっと押しちゃってください。
受付番号が出てきます。
で、私の場合は30分くらいで順番が回ってきましたので、職員さんに同じことを言います。
そうすると、企業からハローワークに離職票の請求自体が来ているかどうかをパソコンをカタカタして確認してくれます。
当然ですが請求は来ていませんと言われます
ブラックだからね
で、行くタイミングとしては先ほど説明したように、10日が経過してからが良いと思います。
その前に行ってしまうと、企業が準備しているかもしれないという話になっちゃいますので。
その後ハローワーク職員さんから、「離職票の請求をちゃんとしてくださいねー」という起業宛の申出書みたいなものを書いてもらえます。
そこで、自分の住所と氏名を書き、所定の事項に同意するかどうかという確認が行われます。
正直なところ、住所と氏名を書くだけです。印鑑は無ければなくても良いそうです。
その後、雇用保険給付課(審査係)まで書類を持って行って欲しいと言われるので、持っていきます。
ここでは名前を呼ばれるので受付番号札を取る必要はありません。
ただ、注意したほうが良いのは、受付ボックスみたいなものに、先ほど適用課の方からもらった書類を必ず入れてください。
座っているだけでは何も呼んでもらえません。
人がとても多かったので、1時間くらいの待ち時間があったと思います。
順番が回って来次第、雇用保険を受けるにあたっての仮手続きというのを職員さんにしてもらうことになります。
まず、確認書というものを書くことになるんですが、以下のような内容です(覚えている範囲で)
確認書の内容
・仕事を辞めてから今まで他の場所で働いていないか
・起業する予定があるか
・退職理由は何か
など
まあ、順当に行けば該当しないものばっかりです。
で、これが終わりますと職員さんからのヒアリングがあります。
聞かれて一番記憶に残っているものとしましては、「退職理由を教えてください」と聞かれます。
正直「マジかよ!」って思いましたけど、正直に言いましょう。
私の場合「仕事がどんどん雪だるま式に増えて家に帰れなくなりました。サービス残業が横行している職場で家に持ち帰って仕事をしているような状態だったので、体力的に限界だったのでやめました。」
こんな感じでしょうか(面接ではないので本当の理由を教えてくださいと言われるので安心してください)。
そうすると、こんな情報が出てきましたので一応参考まで
月当たりの残業時間が45時間を超え続けそれが常態化しているような場合は「一身上の都合」であっても受給資格を早めることが出来ます
ただし、タイムカードのコピーや残業記録などのはっきりとした証拠が必要です
とのこと。
私の場合は前職に残っている人たちには可能な限り苦しんで欲しかったので、そのままにしました
訴訟とかになって労基入って、環境改善されたら面白くないんで
過去2年分のパソコンのログ持ってますけど
まあそんな私怨は置いといて。
その後、以下のような書類をもらうことになります。
受け取った資料
・雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり
・失業認定申告書と記入例
・求職活動の範囲について
・自営業を始めようと思われている皆様へ
・再就職手当のご案内
・【認定日・認定時間の変更】のお知らせ
・マイナンバーについて
・再就職へのハローワークガイド
・雇用保険を受給する皆様へ
・国民年金関係資料
これを受け取った後、窓口でハローワークカードの発行についての手続きをしたという感じです。
ただ、私の場合は雇用保険の手続き後にハローワークカードを作りましたが、本来は逆とのことでした。
今回の記事ではここまでにしたいと思います(少し長いからね)。
ハローワークカードを作るにあたって事前にやっておいた方が良いことについては、別の記事にて情報共有します。
お役にたてましたでしょうか?
てんめいでした!
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